【館】菜の花復活
青虫くんに食べられ放題だった菜の花たち。
ようやく、復活してきたようです。間引いて、植え替えてもらって、少しは元気を取り戻してきたようです。
小松菜くんも、仲間入り。かわいい芽が並んでいます。
【館】海苔の面影を探して、大森散策
11月22日は、大森海苔のふるさと館で「海苔のまちを伝える」のまち歩きが行われました。
大森のまちを歩いて、海苔の面影を見つけるという催しもの。案内役は、東京海洋大学の学生さんたちです。
この日は、11月とは思えないほどの暑い日ざし。
ふるさとの浜辺公園を横切って、貴船堀の横を通り、貴船掘公園へ。
のりかんに展示している「伊藤丸」の元の持ち主のお宅へ立ち寄りました。
次は、その伊藤丸を作った小島造船。車庫のような場所が、舟を作るための道具なのだそうです。かつては、ここから多くの海苔の舟が海へ出て行ったそうです。
途中、細い道を歩いて貴船神社へ到着。
境内には、戦前の京浜運河計画による漁業権放棄の記念に寄進した灯篭があります。結局、戦争の激化によって、運河計画は中止になり、戦後は海苔生産が復活したそうです。
水止舞が有名な厳正寺にも寄りました。
多くの海苔生産者が檀家になっているお寺です。ここで、NPO法人海苔のふるさと会理事長の平林義正さんのお話をお聞きしました。
するがや通りを通って、予定を1時間もオーバーしてのりかんへ到着。
自転車で通った道も、歩いて見るとまた違った風景が眼に入りました。まちの散策もたまには楽しいものです。
【館】海苔干し場完成
昨日、大森海苔のふるさと館の前に、海苔干し場が完成しました。
元の大森の海苔生産者のおじちゃんたちが、朝7時くらいから公園に集まって、作ってくれたものです。
みんな、60、70歳代なのに、すごいパワーだなあ。海苔の経験のない地元の人も来て手伝ってくれました。
随所に長年の知恵が隠されていて、感心することがたくさん。骨組みを建てる時には、海で使う道具を利用して作っていました。
前日、小学生の海苔つけ体験で作った海苔を乾したら、まるで50年前の大森の風景が蘇ってきたようです。写真で見た風景とそっくり。公園を歩いていた近所の人たちも、懐かしいねえと声を掛けてきたり、写真を撮ったり。
空は、雲ひとつない快晴。とってもわくわくする朝でした。
この干し場は、大森海苔のふるさと館の体験学習会や、小学生の海苔つけ体験の時に、海苔を干すそうです。
その度に、こんな光景が見られることになります。
【はま】晩秋の浜辺
11月16日。朝から雨が激しく降っていましたが、昼にはあがったので浜に行ってみました。
いつの間にか、ふるさとの浜辺公園も紅葉を迎えていました。
内川河口では、カヌーに乗って釣をする人の姿。
以前、日没後に帰り姿の方に会ったので、声を掛けてみたら、羽田沖ではとてもよく釣れるそうです。
でも、内川河口には油の後のようなものがみえます。
雨の影響でしょうか。
浜でアート作品を発見。ゆかいな気持ちにさせてくれます。
雨の後ですが、それほどにごってはいません。魚が泳いでいるのが見えました。
冬鳥たちは、穏やかな浜辺でのんびり。
肉眼なのではっきりとは分かりませんが、手前にいるのはオナガガモのようです。
【はま】網張り(アサクサノリ生育実験)
11月12日は、アサクサノリ生育実験観察実行委員による、網張りが行われました。
支柱に海苔網(網ひび)を張って、海苔の種(胞子)がついた牡蠣殻をぶら下げる作業です。東京湾で取れた胞子を、九州の現役の海苔生産者に生育してもらったものだそうです。
牡蠣殻から胞子が飛び出して網に付着し、それが成長して葉状の海苔に成長します。冬に海苔が収穫できるかどうかの大切な作業です。
早朝、8時集合にあわせて私もふるはまへ。
大型の船には、取材や見学、待機、記録などの人たちが乗ったようです。
作業は、小さいボートに乗って行っているようです。浜辺からも網を扱っている動きは見えますが、手元の細かい動きまでは見えません。
1時間以上経って、あまりの寒さにもう限界と帰りかけたところで、ちょうど作業も終わった様子でした。
早朝の浜辺は、ユリカモメの群れで賑わい、散歩の人たちも行き来していました。
浜から上がってきた"はまど"たち。45年ほど前のボータという海苔生産者の服を着てきた方もいました。
背中には、東照丸と書かれています。自分が持っていた海苔船という大型船の名前で、船を持っている人だけが着ていた服だそうです。
殆どが70歳代なのですが、気分は20代30代だった頃に戻っているのかもしれません。寒い海上での作業にも関わらず、すがすがしい笑顔が印象的でした。
【館】大田ふれあいフェスタ 2日目
2日目の11月9日は、大森海苔のふるさと館で今期初めての海苔つけ体験が開催されました。
体験に使ったのは、石巻産の新海苔です。大人も子どもも、体験ものは楽しそうです。
海苔は乾燥したら、郵送してくれるそうです。
午後は2日連続であいにくの雨。
寒空の下で海苔を売っていた問屋さんたちは、急遽、のりかんの中に避難です。
海苔販売の横では、かつて大森で生産されていたアサクサノリの生き残りの種で生産された海苔の海苔焼き実演が行われました。試食とサンプル配布に群がる人々は、なぜか多い!
昔の海苔は、口にいれると甘くてとろりと溶けたと聞きますが、確かに今のスサビノリの海苔とは全然違っておいしい~。
スサビノリの方が、生産しやすいのだそうです。
夕方からは、のりかんの前で、さまざまな連による阿波踊りの競演が行われました。
出番前の踊り手たちで、海苔販売は大賑わい。
ちらりと覗くうなじに、ボーゼンとする売り子たち?!
残念ながら、タイミングが悪くて踊りは見られませんでした。
そのほか、大田区ハイドン室内管弦楽団の演奏などもありました。
2日間とも寒かったです。来年こそは、晴れて欲しいですね。
【大田】大田市場
先日、大田市場を見学して来ました。
本来許可された車しか入れませんが、JR大森駅や京急平和島などから大田市場行きのバスが出ているので、セリや仕入れ業者の買い入れが終わった後ならば、一般の人も買い物できます。
見学コースも設けられていて、申し込みすれば24時間見学可能だそうです。
こんな光景も市場ならでは。
お刺身にしてもらいました。
東京都中央卸売市場 大田市場
大田区東海3-2-1
03-3790-8301(市場管理課)
京急線平和島駅からバス/JR大森駅東口から京急バス/東京モノレール流通センター駅徒歩20分
【はま】アカエイ現る!!
11月6日は小潮。干満の差は少なめです。
浜を歩くと、カニの抜け殻がたくさん目に付きました。
夏に比べると、ビックリするほど水が澄んできました。
いや、夏の水のほうがビックリするほど汚れていると言うべきかな。
そこへアカエイが!!見ていたおばさんの話によると、時々この浜でエイが観察されるそうです。
エイなんて、深い海にいるもんだと思っていたので、ビックリです。
後で聞いたら、内川で巨大なエイを目撃したとか、親子のエイが目撃されているという話もありました。調べると、汽水域の河口などに上ってくることがあるそうです。
近付いて見たかったのですが、毒の棘があるので危険です。
いいお天気で、水鳥たちは気持ちよさそう。
ユリカモメのおしりがかわゆいですね。
【地域】鷲神社の酉の市
11月5日、大森駅の近くの鷲神社で、酉の市の一の酉が行われていました。
何も知らずに商店街に行ったら、アーケードは屋台がずらりと並んで大賑わいです。
おいしそうな地元のお店も出ています。
夏じゃなくても、屋台には金魚がつき物です。
鮎大人気。一本500円が飛ぶように売れていました。
おっと、神社はこちら。
大きな熊手がたくさん並んでいますが、売れているのは小さめのもののようです。
景気を反映して、神頼みしつつも財布の紐は硬くといったところ。
二の酉は11月17日、三の酉は29日です。
大森 鷲神社
大田区大森北1-15-12
【はま】冬鳥の季節
11月2日、久し振りに浜に行ってみました。時間が経ってしまいましたが、このころまでは11月とは思えないような暑い日が続いていましたねぇ。
途中で、トンボが日向ぼっこしています。
秋の風景、ひっつき虫です。子供の頃は、よくいたずらしたっけ。
浜辺には冬の水鳥たちが飛来し、賑わっていました。
ユリカモメはあまり人を怖がらず、かなり近付いて写真を撮ることができます。
可愛らしい足跡を残していました。
昨年に引き続き、今年もこの浜辺でアサクサノリの生育実験が行われるそうです。
10月8日に、海苔網を張るための支柱を立てる棒立ての作業が行われたそうです。
浜からも支柱が見えます。
その手前に見えるのは、ポニーテールをしているのがキンクロハジロ、見た目はそっくりだけど冠羽がないのはスズガモ。一番手前の水鳥は何でしょう?
さて帰ろうと足元を見ると、ユリカモメの羽毛が落ちていました。
【館】大田ふれあいフェスタ
11月8、9日は、大田ふれあいフェスタが開催されています。
今年から、ふるさとの浜辺公園も会場の一つになりました。
しかし、初日はあいにくの雨と認知度の低さからか、客足は伸びず…。
それでも、朝からお囃子がお祭りムードを盛り上げていました。
海苔のふるさと館では、大森の海苔問屋さんによる海苔販売。
産地当てクイズは、東京湾と三河湾、有明の三つの海苔を当てるクイズ。
私は見事、全問正解です!!
するがや通りのお寿司屋さんが、海苔生産者のはまどの海苔巻きをアレンジしてオリジナルの「はまど弁当」を作ってくれました。味もとってもおいしいです。青海苔入りの玉子焼きも風味豊かです。
アイディアたっぷりで風流な岡崎さんらしいお寿司です。
大森の名産品になればいいな。
ジャンボ海苔巻きは、普段なら整理券を配るほどの大人気ですが、逆に参加者が集まるまで待ってからのスタートでした。「せーの!」の掛け声で、全員一緒に巻いていきます。
ふふふ。おすそ分け、たくさん戴いちゃいました。
具がたっぷりで、とーっても美味しかったです。
メイン会場は、雨にも関わらず大盛況だったとか。
9日は、大森海苔のふるさと館では、応募者による海苔つけ体験、海苔焼き実演、クラシック演奏、海苔販売などが行われるそうです。
また、浜辺でも海のイベントが多数行われます。