2008年5月27日火曜日

【はま】生きるものと死んでゆくもの

久々の更新です。

5月17日(土)

この日は中潮。気持ち良い晴天に恵まれて、浜辺は大勢の人で賑わっていました。
あまりの暑さに、元気よく泳いでいる子どももいました。(本当は遊泳禁止です。)


波打ち際にはたくさんの稚魚が泳いでいるのが観察できます。


浜辺に可愛らしい花が咲いていました。

5月23日(金)

この日は、中潮。12:30ころが干潮で、これは14:20ころの写真です。


浜辺を歩いていると、砂浜からピューッと水が吹き出てきたので掘ってみると、こんな貝が出てきました。干潟で良く見られる貝だそうです。


浜辺で無心に遊ぶ、かわいらしい子供の姿がありました。

5月24日(土)

この日も中潮。13:30ころが干潮です。浜辺では、貝掘りをしている人たちがいました。


いたずらで手で掘ってみただけだよ、という割にはおじさんすごい収穫です。
今晩のおかずにするのかしら。
アサリ、シジミ、バカガイなどが採れるようです。


砂を良く見ると、無数の穴が開いています。この中に貝がいるので、そこを狙って掘るとたくさん採れるようです。


海中に竹が3本立っているので不思議に思っていたら、干潮になった時に、ここまで水が引くという印のようです。


この日に見つけた公園の花です。

5月26日(月)

また、晴天になりました。空を見上げるのが楽しい!
でも、浜辺は日陰がない上に、砂や水辺の照り返しがすごいので、日焼け対策にご注意を!
私は先日、出かける前に日焼け止めを塗って準備万端と思ったら、足を塗り忘れてサンダルの後がくっきりついてしまいました。


この日は小潮。水の引き具合も少なくなってきました。


小魚たちは相変わらず元気に泳いでいます。


それとは裏腹に、死んだ魚二匹と死んだミズクラゲ一匹を目にしました。
浜辺の生態に詳しい人の話によると、この浜辺は生き物が死に易い環境にあるのだとか。私も詳しいことはよく分からないのですが、今まで死んだ魚を何度か目撃しましたが、そういうことなのでしょうか。
水際を元気に泳ぐ稚魚たちが、無事に成長することを願うばかりです。


空を飛ぶコアジサシの姿をカメラに収めることに成功!あまりにも飛ぶのが早くて…。
次は、水中へのダイビング姿を撮りたいなあ。



この日は、どこかの学校の創立記念日だったのか、小学生がたくさん浜辺で遊んでいました。

2008年5月16日金曜日

【はま】若潮の浜辺で

5月15日、久々の晴天に恵まれ、気持ちのいい日が戻ってきました。
浜辺にお弁当を食べに行ったのですが、カメラを忘れてしまいました。
この日は、若潮。長潮から中潮へと変わる日です。私が浜へ行った時間は、徐々に潮が満ちてきている時間で、連休のころに目にした風景とは随分違っていました。
波打ち際には、ボラの稚魚と思われる小さな魚がうじゃうじゃと泳いでいます。
その先では、15㎝ほどの魚が泳いでいました。


ふるさと館は相変わらずカニ☆パラダイス。真ん中に写っている体の大きなカニが二匹いて、サル山のボスのように、時々、石のてっぺんに上ってハサミを持ち上げています。
ケンカしたのか、互いに足がなくなっています。カニ山のボス争いってところでしょうか。


これは、夕方5時半ごろの浜辺です。今度は、満潮から干潮へと潮が引いている時間。潮の高さは、ちょうど昼と同じくらいです。昼と違って、魚の影は全くありませんでした。


この浜辺の向かいには、昭和島の工場群、その先には羽田空港があります。工場の間から、頻繁に羽田空港を行き来する飛行機が見えます。羽田の飛行機ラッシュを実感します。


浜辺では、子どもたちが打ち上げられたお魚さんのお墓を作っていました。
賢そうな女の子が、
「お魚のお墓なの。他にも三人いて、ここには一人なの。」
と説明してくれました。お魚の数え方は知らなくても、お墓は知っているようです。
「天国に行ってください」
と、小さな手を合わせていました。

2008年5月10日土曜日

【はま】浜辺からのメッセージ


今、公園には一面のシロツメクサが咲いていて、浜辺までやわらかい香りを満たしています。


5月9日の浜辺です。
中潮で、お昼過ぎに干潮となります。干潮時には、さまざまな生き物が発見できて楽しいです。夕ご飯にするのか、貝を掘るのに夢中になっている人もいました。


そこへ、なんとボラ発見!体長30~40センチはありそうでした。水際から1メートルくらいの一です。手を伸ばせば、本当に捕まえられそうな距離でした。写真と動画を撮り終わったところで、また沖のほうへ泳いでいきました。


ところが、さらに先に歩いていくと、こんな光景が目に入りました。先ほどのボラ?
水際を泳ぐなんて変だと思っていたら、もう弱っていたということだったのでしょうか。
諸行無常を感じました。

さらに、夕方5時半ごろ満潮になった浜辺を訪れると、無残な姿のボラ。
写真は撮りませんでしたが、魚の形をとどめていないものもありました。
美しさだけでなく、生きるということの現実を見せ付けられました。

そして、満潮時の浜辺は多くのゴミが流れ着き、水もにごり、水際にはよどんだ泡が波に打たれていました。
この人工の浜辺は、平和島と昭和島に囲まれたところにあり、内川が流れ込んでいます。運河からは油の浮いた海水が流れ込んでいました。
東京湾や内川の水質は改善されているそうですが、これが現実なのです。
この現実を前に、私たちは何をしたらいいのか。
この小さな人工の浜辺は、私達にたくさんのメッセージを発しているのだと思います。

2008年5月9日金曜日

【はま】初夏の浜辺は大賑わい


海苔のふるさと館に、浜辺の清掃ボランティアをしているおじさんが羽田から捕って来たカニがやって来ました。
子どもたちの喜ぶ顔を見たいという言葉通り、ゴールデンウィーク中は大人も子供もカニに大喜び。
ふるさと館はカニ☆パラダイスです。
シジミとハゼは、ふるさとの浜辺からやって来ました。


5月7日の午後、干潮の頃の浜辺の風景です。この日は、中潮でした。


浜辺で大きな貝を見つけました。なんていう貝だろう。バカバイ?
今まで海と縁がなかったせいか、海の生き物は全然知りません。
東京湾にもいろいろな生き物がいるんですね。調べてみます。


岩には海草。アオノリかな…?
ゴールデンウィークが過ぎて浜辺は落ち着きを取り戻し、晴れ渡った浜は水辺にダイビングするコアジサシの姿で賑わっています。

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