2009年1月24日土曜日

【地域】元海苔生産者の寿司屋

1月10日。
浜で海苔とりを見学した後は、梅屋敷へ寿司を食べに行きました。

梅屋敷といえば商店街。


梅屋敷駅はホームが短いため、後は車両のドアが開きません。


やってきたのは、「寿司平」
東京都大田区大森中3-14-7 電話:‎03-3762-5909‎
元海苔生産者のお父さんが握るお寿司屋さんです。
地図で見ると随分内陸に見えますが、当時は近くに呑川が流れていて、そこから海に出て行ったそうです。呑川は、今は旧呑川緑道になっています。
実は、この日の午前中、浜に出て海苔の棒建てに参加していたのでした。お父さん、昼も働かせてゴメンなさい。


アメリカから帰って来たら、本当の江戸前寿司を食べに連れて行ってあげるからという、のっちとの約束をやっと果たしました。
のっちとお父さんは気が合いそうな気がしたので、ここへ連れて来たんですが、やっぱり正解でした。あまりに盛り上がりすぎて、何のお寿司を食べたのか忘れたくらい。ハハハ。
写真も撮るのを忘れてしまいました。

店内には、昔使った海苔の道具が飾っていました。


庭には、寒桜がまだ咲き残っていました。
日本の味わいを楽しんでもらえたかな。

【はま】ザルに二つもとれた

1月10日の午前中、ふるはまの岸に近いところに棒を建てる作業が行われました。
浜から近い位置なので、朝の寒空の中、見物客が作業を見守っています。


浜の干潟では、ユリカモメが羽を休めています。
ここは、野鳥の保護のため、人が立ち入ることはできません。


この日は、海苔つみも行われていました。
海苔を網からつむ際は、網からこすり取ると芽も取ってしまうので、親指の爪で海苔を切り取るのだそうです。おじさんの、この指使いです。


この日は、こんなに取れました。
海苔のふるさと館の映像の中で、おじいちゃんが言っています。
「ザルに二つも取れたときは、うれしくって寒さも忘れたもんだ」


公園では、梅が咲き出していました。もう一枚は、マユミです。

2009年1月14日水曜日
2009年1月13日火曜日

【はま】おじさんたちの海苔会議

1月8日

中潮、干潮近くの時間のふるさとの浜辺の様子です。


冬は水が澄んできます。でも、去年の方がきれいだったという声も聞きました。


岸のすぐ近くでは、アサクサノリ生育事業のおじさんたちが、海苔網を岸の近くに移動させる打ち合わせをしていました。事業の看板の近くに移すので、浜からも網が見えるようになるそうです。

2009年1月9日金曜日

【地域】川端方面に散策

1月6日は、自転車でプチ大森散策をしてきました。


浜辺橋のたもとでは、ユリカモメとオナガガモがくつろいでいました。
8日には、この付近でチョウゲンボウがユリカモメと対決していました。他の人の話によると、チョウゲンボウ1匹vsユリカモメ大群で、ユリカモメに軍配が上がったそうです。


まだお正月のふるはまは、静かでした。


ふるはまの南側の門を出ると、貴船掘の横を通ります。澪は船溜まりになっています。かつては、ここから多くの海苔船が出て行きました。
この辺を歩いていると、よく元海苔生産者の方に会うんです。


澪の先は、今は貴船掘緑地になっています。元々は堀だったところなので、細長くて緑道のような感じです。

すぐに、中富小学校の裏に出ます。かつては、海苔生産者の子供たちが多く通った学校です。海苔の展示室があって、見学することもできます。
ここの学校では、毎年全校生徒が海苔つけ体験の授業をするそうです。


その先には、とても目立つアパート。
トタンをカラフルにペイントしているのでした。
海苔の生産が終わった後は、干し場にアパートを建てる家が多かったそうです。トタン製のアパートは、その当時の建築だとか。


やや進んで、今度は呑川緑地です。こちらも、海苔の生産が行われていた頃は、海苔の船が多く溜まっていたそうです。
この緑地の周辺には、アパートや町工場が多くあります。これも、海苔生産が終わった後の名残のようです。


途中で産業道路に川下橋が架かっています。下には、呑川緑地。


産業道路の先も呑川緑地が続いていますが、梅屋敷東通り商店街の方へ行ってみました。すぐに、海苔問屋もありました。


この辺は、梅屋敷の駅からもすぐ近くです。安い八百屋さんがいくつもあって、心惹かれます。


焼き鳥屋さんもありました。


帰りは、三輪厳嶋神社に寄ってお参りをしてきました。義経伝説を起源として、大森の海苔の起源の伝説もある神社です。


この辺の川端地区は、海苔生産者が多くいたところです。寄進した灯篭がありました。


またふるはまに戻ってくると、ぽかぽか陽気の中、犬とおじさんが散歩の途中でのんびりしていました。その先には、海苔の柵が見えていました。

【はま】ふるはまで今季初の海苔つみ

あけましておめでとうございます。
このブログでは、今年もふるさとの浜辺公園や大森海苔のふるさと館や、大森地区などの話題を取り上げて行きます。今年は、もう少し足を広げ、大森の町の散策をしてみたいと思います。

さて、年末年始は実家に帰省したため、年末に更新できなかった話題からです。



12月26日、ふるはまで行われているアサクサノリ生育観察事業が、今季初めての海苔つみ(手入れ)を行いました。あいにくの冷たい風の日で、元生産者のおじさんたちは、船が流されてしまうので、大変だったそうです。
私も、見学用の船に載せてもらったのですが、防寒対策をしたにも関わらず、あまりの寒さに船の上で硬直状態でした。


60、70代のおじいちゃんたちは、腕まくりして水の中に手を入れて、素手で海苔を取っています。じいさん、侮るなかれ。


こんな感じです。
11月に張った網は、残念ながら胞子がうまく付かなかったために、スサビノリが付いた網を張りなおしました。今回は、それを収穫したそうです。



はまどたちは、浜から帰ってくると海苔のふるさと館で海苔つけをしました。
リズミカルな手さばきです。


海苔は、初め裏乾しにして乾し場に乾しました。


背中で「貴船丸」の文字が躍っています。

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