2008年7月21日月曜日

【大森】厳正寺の水止舞

7月14日



7月14日は、大森東の厳正寺の水止舞(みずどめのまい)を見に行ってきました。
鎌倉時代に雨乞いの祈祷をしたものの、2年後には長雨が続いたため、今度は雨を止むように祈祷する行事を行ったことが起源だそうです。

仕事の合間に行ったので、一部だけを見てきました。
前半は、縄でぐるぐる巻きの龍神に水を掛けながら行列が進みます。水を掛ける相手は龍神役の青年たちですが、実際は見物人にも容赦なく水が掛けられるそうです。


ここで、私も祭りを見に向うと、既に行列は厳正寺の境内に到着していました。


境内の奥に進むと、龍神が舞台に引き上げられている最中でした。
数人の男たちが掛け声とともに、龍神を引き上げようとする。
龍神は、威勢良くほら貝の雄たけびを上げ、引き上げられまいとする。
前半のクライマックスの場面です。
そんな龍神もついに舞台に引き上げられます。
縄を解かれた龍神は、舞台で高らかにほら貝を吹きます。
縄は舞台を取り囲むように設置され、後半の舞の準備が整いました。



赤い布が雌獅子、紺の布が雄獅子です。
舞は前半と後半に分かれていて、一匹の雌獅子を巡って二匹の雄獅子が争うという内容の舞になっています。前の二人はささらを鳴らす花籠です。
被り物は相当暑いらしく、行列や休憩の合間にはあおぎ役がいました。


私は前半の雌獅子のゆったりとした舞を見たところで仕事に戻りました。
本当は、後半の方が勇壮で見ごたえのある舞だそうです。

威勢のいい龍神に水を掛ける行列の様子が、「47NEWS」で動画配信していました。
想像より、水の掛け方がすごいです。
http://www.47news.jp/video/festival/post_877.php

また、こちらはToranto Penguinさんという方の詳しい説明付きのウェブアルバムです。
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/100472900eddf5f7c41526f9242ffab118c63f430/885929314657548411/3992.html

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