2008年11月14日金曜日

【はま】網張り(アサクサノリ生育実験)


11月12日は、アサクサノリ生育実験観察実行委員による、網張りが行われました。
支柱に海苔網(網ひび)を張って、海苔の種(胞子)がついた牡蠣殻をぶら下げる作業です。東京湾で取れた胞子を、九州の現役の海苔生産者に生育してもらったものだそうです。
牡蠣殻から胞子が飛び出して網に付着し、それが成長して葉状の海苔に成長します。冬に海苔が収穫できるかどうかの大切な作業です。

早朝、8時集合にあわせて私もふるはまへ。
大型の船には、取材や見学、待機、記録などの人たちが乗ったようです。
作業は、小さいボートに乗って行っているようです。浜辺からも網を扱っている動きは見えますが、手元の細かい動きまでは見えません。
1時間以上経って、あまりの寒さにもう限界と帰りかけたところで、ちょうど作業も終わった様子でした。


早朝の浜辺は、ユリカモメの群れで賑わい、散歩の人たちも行き来していました。


浜から上がってきた"はまど"たち。45年ほど前のボータという海苔生産者の服を着てきた方もいました。
背中には、東照丸と書かれています。自分が持っていた海苔船という大型船の名前で、船を持っている人だけが着ていた服だそうです。

殆どが70歳代なのですが、気分は20代30代だった頃に戻っているのかもしれません。寒い海上での作業にも関わらず、すがすがしい笑顔が印象的でした。

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