2009年5月28日木曜日

【地域】大森海苔のまち歩き(2) するがや通り編

美原通りを内川橋から分かれている道は、羽田に向う道、羽田道(すりが屋通り)です。内川橋もかつてはするがや橋と呼ばれていたと、橋の石碑に書かれています。
するがやという名前は、昔この通りにあった旅籠「駿河屋」から来ています。羽田道に入ってすぐ左のビルが跡地です。


諏訪神社祭礼(5月30日、31日)の張り紙がしてありました。この辺は、貴船神社の氏子かと思っていましたが、諏訪神社もいるようです。


大森の町のあちこちで目に付くのが、波トタンのアパート。
海苔生産が終わった後、補償金を元手に海苔干し場にアパートを建てる家がおおく見られたそうです。昭和30年代終わりから40年代に流行った建築資材が波トタン。
波トタンの建物探しをするだけでも、結構面白いのです。


道は途中で二手に分かれます。どちらが羽田道(するがや通り)なのか、はっきり分かりません。表示もどちらとは示していないところを見ると、どっちもそうなのかもしれません。


二股を右手に進むと、「東小町商事」の焼き海苔の幟が目に入ります。


そのマンションの先にある、トタンの小さな小屋。昔の海苔つけ場と思われる建物です。


波トタンの中でも、一際目に付くのがブルーのトタン。案内してくれた方の命名「大森ブルー」。
トタンだけじゃなく、柵や箱までこの色で塗っている家も発見しました。
昔の大森の海を懐かしんでいるのでしょうか。

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